飲み水用のペットボトルを買ってくるのって、手間もお金もかかるよな。どうにかできないかな?
こんなあなたの悩みに、おこたえします。
ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。
会社員として働きつつ週3以上はサラダを作り、SNSで発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りのハウツーやレシピを紹介しています!
誰にとっても、生活に欠かせないのが飲料水。
ひとり暮らしさんの住まう賃貸物件では、もとから浄水機能がついていることは稀です。家庭の水道水は塩素で消毒されているといっても、そのまま飲むには抵抗がありますよね。
カルキ臭って口に残って、いいものではないよね
わたし自身、飲料水はペットボトルでまかなう生活をしていました。しばらくして浄水器を使うようになってからは暮らしがラクになり、「なんで早くやらなかったんだろう!」と後悔していることのひとつです。
この記事では、一人暮らしの私が愛用しているおすすめの浄水器を紹介します。
ペットボトルが手放せると、実はいいこと尽くし。
- 重たいまとめ買いから解放!
- 生活費がダウン!
など、ほかにも。さまざまなストレス・しがらみから解放されますよ。
おすすめの浄水器
【結論】蛇口直結型 浄水器(パナソニック製TK-CJ23-H)
一人暮らしさんにおすすめなのが、蛇口につけるタイプ(蛇口直結型)の浄水器です。
愛用しているのが、パナソニック製の浄水器です。(品番はTK-CJ23-H)
「飲み水はウォーターサーバーを使っている」人も、料理するなら蛇口直結型浄水器は持っておくといいよ!というのが私のおすすめです。
ペットボトル水から蛇口直結型浄水器に切り替えて変わった暮らしぶり
ペットボトルから蛇口直結型の浄水器に切り替えたことで、あらゆる点でプチストレスがなくなり、暮らしぶりが変わりました。
- 買い物の負担がなくなった
- ゴミ捨ての負担がなくなった
- 飲料水にかける費用が浮いた
買い物の負担がなくなった
まず日々の買い出しがなくなり、買い物の負担がなくなりました。
飲み水は、1日1〜2リットル(2リットルのペットボトル1〜2本)は消費します。
これを毎日の帰宅ついでに、スーパーで1本買っていました。他の食材と共に2リットルペットボトルを持ち帰るのは、重いわけです。
蛇口直結型の浄水器なら、蛇口をひねれば飲み水が出ます。
これで水を買う手間がゼロになりました。
通販で購入すればいいんじゃない?
購入をラクにする上では、その手もありますよね。ただ、まとめ買いが前提になるため、1ダース単位など量があると保管場所が取られるんです。
毎日どんどん消費するため、奥にしまうわけにもいきません。
通販となると、受け取り問題もあります。出社で不在がちだと、受け取りの時間は限られます。
箱買いすれば宅配ボックスから玄関先に運ぶわけにもいかず、受け取りのタイミングを調整するしかありません……。
その点を踏まえても、買い物自体が不要になる蛇口直結型浄水器は本当にラクです。
ゴミ捨てがなくなった
2つ目は、ゴミ捨ての負担がなくなりました。
ペットボトル入りの飲み水を買えば、必ず出てくるのが空のペットボトル。1日1本は発生していたゴミ、そしてゴミ出しがなくなるのも、大きなメリットです。
浄水器なら、数か月〜1年に一度のペースで使用済みのカートリッジが出るだけ。
交換時期を除けばゴミは出ません。
ペットボトルはリサイクルできるとはいえ、ゴミをどんどん出すのってなんだかね……。なにより毎日1本のゴミって、地味にジャマだし。
時代遅れだよね。生活に欠かせない部分だからこそ、見直す価値があるよね。
飲料水にかける費用が浮いた
3つ目は、飲料水にかける費用が浮きました。
私の実績ベースで計算してみると、違いは明らかです。
水道水ってこんなに安いの!?これほんと?
目を疑うけど本当だよ。日本に住んでると、タダ同然で清潔な水が飲めるんだね。ありがたい……。
浄水器の本体さえ購入してしまえば、
- ペットボトルなら、月4,500円前後
- 蛇口直結型の浄水器なら、月1,000円前後
と、毎月3,000〜4,000円ほど浮いてます。
使用量によって変動するとは思いますが
こういった一人暮らしの生活スタイルだと、こんなもんかと思います。
浄水器は初期費用こそかかりますが、3か月も使えばペットボトルに逆転します。
かかった費用の総額で見ると、こんな推移です。
ペットボトル | 蛇口直結型浄水器 | |
---|---|---|
1か月目 | 4,500円 | 14,000円 ※本体とカートリッジ購入 |
2か月目 | 9,000円 | 14,000円 |
3か月目 | 13,500円 | 14,000円 |
4か月目 | 18,000円 | 14,000円 |
5か月目 | 22,500円 | 14,000円 |
6か月目 | 27,000円 | 14,000円 |
7か月目 | 31,500円 | 18,500円 ※カートリッジ購入 |
こうやって計算してみると、ペットボトルのお水にかかる金額ってバカにならないですよね。
飲み水だから、量を減らせるわけでもないもんね。
出先で飲むなら「携帯できるペットボトルの方が便利」ってことならわかるんですけど、自宅の水をせっせとペットボトルで買ってくるのってデメリットの方が大きいのがわかります。
- 買い出しやゴミ捨ての作業自体がなくなるため時間も生まれ、タイパもGOOD!
そのほか蛇口直結型浄水器のメリット
蛇口直結型浄水器を取り入れたことで、副次的に生まれた効果(メリット)も紹介します。
- 料理の質がアップ
- 場所は省スペース
- 賃貸でも取り付け可能
料理の質がアップ
まずは、料理の質が上がりました。
理由は、料理にも浄水をどんどん使えるようになったからです。
料理する上でも、お水って欠かせないんですよね。
以前はいずれも水道水を使っていました。野菜を洗うときに、いちいちペットボトル水を使っていられませんよね。
浄水器があれば、流しで蛇口をひねるだけ。ろ過されたキレイな水を使いやすいです。
場所は省スペース
2つ目のメリットは、省スペースなことです。
浄水器は蛇口につける浮かす構造のため、場所をとりません。
たとえば、据え置きタイプの浄水器だとシンクまわりに設置スペースを確保しなくてはいけません。
一人暮らし用のキッチンでは、常に場所との戦いです。笑
できるだけフリースペースは取っておきたいもの。
その点で蛇口直結型浄水器は、使い勝手がいいなと感じました。
念のため、サイズ感の確認とシミュレーションはしておくといいですよ。
賃貸物件でも取り付け可能なものがある
3つ目のメリットは、賃貸物件でも浄水器の取り付け可能なものがあることです。
蛇口といっても、形状はさまざまです。蛇口がネジで取り外しできるなど、メーカーによってタイプが異なります。
浄水器メーカーもそれらを見越して浄水器を設計しており、賃貸物件でも取り付けできるタイプが多く売られています。
浄水器本体のほか、部品もついており、蛇口の形にあわせてピタッと取り付ける工夫が施されています。
わたしはこれまで2つの物件で使っていますが、どちらもパナソニック製のものが使えました。
メーカーの取扱説明書を見れば、蛇口が対応しているかわかります。詳しい調べ方は、後述しますね。
蛇口直結型浄水器が向かない人(デメリット)
メリットだらけの浄水器ですが、蛇口直結型浄水器が向かない人もいますのでデメリットとして紹介します。
- 冷水・熱水をすぐ使いたい人
- 特定の水が好き・使いたい人
冷水・熱水をすぐ使いたい人
冷水・熱水をすぐに使いたい人にとっては、不向きです。
蛇口直結型浄水器は「水道水をろ過する」仕組みであり、常温の水が出てきます。
冷蔵庫に入れておけるペットボトル水と違って、浄水器なら水を汲んで冷やさなければいけません。お湯もひと手間が必要です。
- 冷水は、汲んで冷蔵庫で冷やしておく
- 氷を入れて飲む
- お湯は、ケトル/鍋で沸かす
すぐに冷水・熱水を使いたいなら、ウォーターサーバーの方が向きます。
私は常温で飲むことに抵抗がないため、このあたりは妥協しました。
すでにウォーターサーバーを使っている人が浄水器に切り替えるなら、不自由に感じるかもしれませんね。
必要な時に必要な分だけ、冷やしたり、温めたりしています。
特定の水が好き・使いたい人
ペットボトル水には、特徴的なお水もあります。
浄水器は水道水をベースにしており、ミネラルを添加するといったプラスアルファの機能はありません。
ミネラル豊富な硬水、赤ちゃんにもやさしい軟水などは浄水器ではカバーできません。
特定のお気に入りがある方には、浄水器は不向きかと思います。
私は塩素臭さが消える程度でじゅうぶんかな、と思ってます。
推せる!愛用しているおすすめの浄水器
TK-CJ23-H|Panasonic
私が使っているのは、Panasonic(パナソニック)製のTK-CJ23-Hです。
蛇口に取り付けられる浄水器として、よく比較されるのが三菱ケミカルのクリンスイと東レのトレビーノです。
- 液晶画面つき(残り目安を表示する)
- 水流を切り替える
こういったタイプとしては、こんなものがあります。
「この機能は、このメーカーしかない!」といった特別感はありません。性能(スペック)は似たり寄ったりなんですよね。
だから、最終的には見た目で選びました。
好みは、シンプルでロゴが控えめなパナソニック製でした。
キッチンの蛇口は、しょっちゅう目にする部分です。気に入ったデザインのものが一番かと思います。
蛇口直結型浄水器の購入ステップと使い方
購入から利用開始までのステップを見ていきましょう。
- 蛇口形状の確認
- 浄水器の購入
- 浄水器の取り付け
① 蛇口形状の確認
まずは蛇口の形を確認しましょう。
そして、装着できそうかメーカーのサイトで確認します。
パナソニックのTK-CJ23-Hなら、取扱説明書をダウンロードすると対応した蛇口かチェックできます。
② 浄水器の購入
浄水器を購入します。
初回は、蛇口に取り付ける本体と浄水フィルターが入ったカートリッジの両方を買いましょう。
おすすめはネット通販(Amazon・楽天)や家電量販店です。ポイント還元があって、安くおさえられます。
ホームセンターは定価で販売されているため、お店のポイント還元がつかない限りは高くついてしまいます。
③ 浄水器の取り付け
購入したら、自宅の蛇口に取り付けてみましょう。
蛇口の形にあわせて、アタッチメントを選びます。
浄水器がぶら下げられるように、固定します。
溝に沿ってぐるぐる……
本体の部分をかみ合わせて、さらにぐるぐる……
しっかりしめたらできあがり。力もいりませんし、数分で設置完了です。
3〜4分ほど水を通したら、使えますよ。
蛇口直結型浄水器のメンテナンス
浄水器のメンテナンスはおもに2つです。
- カートリッジの交換
- 浄水器の洗浄
カートリッジの交換
設置した後は、定期的にカートリッジを交換しましょう。
フィルターを通して「ろ過」を行う構造上、カートリッジ内のフィルターが汚れていきます。
分解・掃除できないため、新しいものに取り替えます。
設置は、カチッと取り外す&新品を取り付けるだけ。3〜4分ほど水を通してフィルターに「通水」させたらOKです。
交換の目安は、パナソニックのTK-CJ23-Hの場合
とされてます。
ちなみに2,000リットルというのは、ざっと1日に10リットル使える量。3分間ほど流しっぱなしで10リットルほど流れ出る量です。一人暮らしさんが使うにはじゅうぶんな量かと思います。
浄水器の洗浄
洗い物をしていると、汚れがついてしまうこともしばしば。
日ごろの洗い物ついでに、中性洗剤を使って洗います。気づいたタイミングでさっと洗う程度で、特別な洗い方はしません。
電池部分には水が入らないように注意すべきですが、がっちり守られているため神経質になったことはありませんよ。
使ってわかった蛇口直結型浄水器の使用感
ここからは、使ってみてわかった疑問におこたえします。
浄水器をとおした水の味
浄水器をとおした水ってどんな味?
塩素くささはなくなりました。
水道水に含まれる塩素(カルキ)は、消毒目的で必要なもの。(水道法によって定められています)
でも水を「あじわう」という意味では邪魔になります。
ろ過装置(浄水器)を通すことで、塩素独特の臭みはほとんどなくなります。
カートリッジの使用期限
交換時期が半年後っていうけど、ほんとに半年も持つの?
水の使用量によりますが、こんな使い方をしていたら半年は余裕で持ちました。
- 普段の飲み水(1日1〜2リットル)
- 料理(米研ぎ、食材を洗う、食材を茹でる)
むしろ、持て余すほどです。
パナソニックのTK-CJ23-Hなら、交換目安は総通水量で2,000リットル、1日に換算すると10リットル。
一人暮らしさんには、1日10リットルの浄水を使うってなかなかだと思います。
おかげで、料理するときは水道水ではなく浄水を。必要な分は惜しまずに使えるようになりました。
備蓄用の水はどうする?
ペットボトル水から解放されると困るのが、備蓄用の水問題。
非常時に備えて、最低限の水は確保しておきたいもの。
私は、ペットボトル入りの炭酸水を常に持っておくようにしています。
ペットボトル入りの炭酸水をローリングストック
ペットボトル入りの炭酸水を、まとめ買いして置いてあります。
ポイントは、日々の消費と備蓄を兼ねること。非常時だけ飲むわけではなく、日ごろから消費することで肝心なときに「やばい!期限が切れてた……。」なんてことを防げます。これを「ローリングストック」といいます。
日ごろから炭酸水を飲むの?
普段はおもにお酒やお酢の割りものとして使っています。そのまま飲んで、口をさっぱりさせたりリフレッシュしたいときにも飲みます。
いざとなったら、封をあけておけばガスの抜けた水になります。
炭酸水が得意でなければ、ふつうのお水でいいかと思います!
被災時は配給が行われることもありますが、これだけを宛てにするのはリスキーです。1週間ほど必要な量(2リットル×5本、500ml×4本×5日分)は、持っておきたいところですね。
最低限のお水はペットボトルで確保しつつ、日ごろのお水は浄水器で調達することで、さまざまな負担を減らせますよ。
ポット型を選ばなかった理由
冷蔵庫の場所を取るから
浄水器といえば、手軽なポット型もよく選ばれます。
ただ、ポット型は断念しました。冷蔵庫の保管スペースがないことがノックアウト要因です。
塩素を取り除いた状態の水は、雑菌が繁殖しやすいため冷蔵保存が欠かせません。ココで冷蔵庫のスペース問題が出てきます。
我が家のドアポケットは、こんな飲み物で満員です。
- 炭酸水
- 牛乳
- コーヒー
- お茶
- お酒(ビール)
ひとたび買い込むと、あふれ返ります。
冷蔵庫本体側は食材用にスペースを確保しておきたいので、いくつも飲み物を置いておける場所がないんです。
蛇口型の浄水器は、保管スペースがいらないという点でも一人暮らし向きですよ。
ポット型だと、毎日のように水を汲み上げるのも手間になってくるよね。
そうだね、一人暮らしの生活スタイルにあわせて上手にやりくりしたいね。
まとめ
浄水器の活用でQOLがアップする!
この記事では、一人暮らしにおすすめの蛇口直結型浄水器を紹介しました。
浄水器を取り入れると、飲み水に関するあらゆる問題が解決して生活がラクになりました。
ムリする節約は、苦痛で不自由ですし続きませんよね。
浄水器生活は気づいたら新たなライフスタイルができあがっているため、QOL(生活の質)アップにはもってこいです。
取り入れれば、快適な暮らしを送れますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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