サラダに入ってる、紫色の葉っぱってなに?
こんなあなたの疑問に、おこたえします。
ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。
会社員として働きつつ週3以上はサラダを作り、SNSで発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りのハウツーやレシピを紹介しています!
サラダといったら何色?
レタスなどの葉野菜が中心のサラダを思い浮かべて「緑」と答える方が多いのではないでしょうか。そのグリーンサラダにまぎれがちな紫色の葉っぱ、それがトレビスです。
レストランで見かけることの多い野菜ですが、よく知らずに食べているなんて方も多いはず。
私はそうでした!笑
この記事では、紫色の野菜「トレビス」を紹介します。
外で見かければ、話のネタに。おうちで取り入れれば、ひと味違ったサラダが作れますよ。
紫色の葉っぱ野菜「トレビス」
サラダに彩りを添える野菜
トレビスは、ヨーロッパにルーツを持つ野菜のひとつです。
レストランで出されるサラダ。店主に説明されるでもなく、さらりと出される小盛りのサラダにはよくまぎれています。
聞いたことなくても、こんなサラダ見たことありませんか?
グリーン中心の葉野菜にまぎれてまぎれているのが、紫色のトレビスです。彩になっているんですよね。
言われてみれば、見たことあるかも?そのまま食べてたわ〜。
うん、みんな気にもとめずに食べちゃうよね。
街のレストランで見かける
週に2〜3回ほど、街のレストランや喫茶店を食べ歩いていると、お店のジャンルや新旧問わず登場することに気づきます。
たとえば、こちらは老舗と思われる喫茶店で出されたサラダ。
一方、こちらはカフェで出されたサラダ。
こんな感じで、お店を選ばずともさりげなく登場するトレビスです。
グリーンだけの野菜サラダに比べて、彩りがプラスされて華やぎますよね。
トレビスとは?
そんなトレビスの正体を暴いていきましょう。
【見た目】紫に白地が鮮やかな球体
トレビスのサイズは、小ぶりなレタスほど。まんまるの形です。
葉を巻き込む形をしており、葉っぱは根元を外すと1枚ずつはがせます。
軸や葉脈は真っ白で、葉先に向かって深い紫色です。
紫色をしているのは、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」という色素によるもの。ブルーベリーやナスなど、紫色の野菜・果物に多く見られる成分です。
抗酸化作用があるので、注目される成分ですね。
見た目が似ていると言われるのは、紫キャベツ。ただ、色づき方が異なります。
軸や葉脈まで紫なのは紫キャベツ、白なのはトレビス。白・紫のコントラストがはっきりしているトレビスはアーティスティックです。
【味】じんわり苦い
トレビスのあじわいは、苦味が特徴です。噛んでいると、じんわり苦味が口に広がります。
そこで、プレーンなレタスなどに混ぜて出されるのがスタンダードなんですね。
わわ、生のトレビスだけは苦すぎる!
単品はキツイから、ほかの葉野菜に混ぜるほうがいいよ!
見た目が鮮やかになるだけではなく、トレビスの苦さが味わいのアクセントになります。自宅でサラダを作るなら、トレビスを控えめにした生野菜のサラダがおすすめです。
それも、加熱すると苦味は増します!それゆえ、サラダでそのまま食べられるのが主流です。
苦味の理由は、その正体にあります。
キク科でチコリの仲間です。同じくキク科といえば、山菜である「ふき」。こちらも独特の苦味がありますよね。
チコリとはヨーロッパ原産の野菜。アブラナ科であるキャベツとはまったく違う部類なんです。
後味に苦味を感じるという点では、エンダイブが似ています。
このエンダイブも、キク科の野菜なんですよ。
【名前】フランス語の呼び名
「トレビス」という呼び方はフランス語の呼び名。イタリア語ではラディッキオと言います。
日本ではどちらの呼ばれ方もあり、表現はまちまちです。
トレビスの入手方法
カット野菜としてスーパーで
トレビスがない場合でも、入手しやすい方法がカット野菜です。
「おいしいとこどり」のカット野菜は、さまざまな野菜が集められます。ラインナップはメーカーによってことなるものの、彩要素としてレタス系のグループに含まれていることが多いです。
トレビス単品なら食材宅配サービスで
激レア食材ではありませんが、スーパーでトレビス本体を買うのは難しいかもしれません。
どうしても手にしたいなという方は、野菜の通販がおすすめです。
食べチョクさんなら、野菜を生産されている農家さんから、直接お取り寄せができますよ。
トレビスの活用場所
華やかなパーティーのサラダに取り入れる
トレビスはサラダに取り入れると、華やかさが増す野菜です。パーティーシーンで使うと食卓が華やぎますよ。
クリスマスに映えるリースサラダ でも活躍してくれます。
出来合いのサラダではなく、参加者が自身で盛り付けるサラダバーに忍ばせるのもいいですね。
おうちでできるサラダバー ですが、ちょっと珍しい野菜を入れるとワンランクアップします。
まとめ
サラダに入っている紫野菜は苦味が特徴の「トレビス」
この記事では、サラダ野菜として使われるトレビスを紹介しました。
トレビスを取り入れると、おうちでもおしゃれなサラダが作れますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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