自宅でサラダを作ると、水っぽくなっておいしくないんだよな。
こんなあなたの悩みに、おこたえします。
ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。
会社員として働く中、週3回以上はサラダを作って食べており、SNSを通して発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りに関するハウツーやレシピを紹介しています!
サラダづくりで避けて通れないのが、野菜の水洗い。そして、水気を取ることです。この水切りって、意外と手間がかかりませんか?
つるんとしたトマトならまだしも、入り組んだレタスは簡単に水が切れません。かといって、水切りを怠ると水っぽくておいしくないサラダができあがってしまいます。
この記事では、洗った野菜をラクに水切りする方法を紹介します。
水切りをマスターすれば、シャキシャキでパリッとしたサラダを作れるようになりますよ。
サラダの水気と仕上がり
余分な水分が野菜に与える影響
サラダの仕上がりを決める大事な要素が、水切りです。
野菜を洗ったときにつく水分は、そのままだとサラダの仕上がりに影響します。
影響するのは、味だけではありません。
水気が残ったまま保管しておく場合、野菜の傷みの原因になります。
水気があると、ぐちゅぐちゅして傷んじゃうよね。
野菜にとって必要な水分もある
では、野菜にとって水分は「悪」なのでしょうか?
という問いに対しては、必ずしも「NO」とは言えません。野菜にとっては水分も必要だからです。
ほとんどの野菜は90%以上が水分でできています。しかし、収穫された瞬間から野菜の水分はどんどん失われて「しゅん……」としていくもの。
だから適度に水分を戻してあげることも必要なんです。
レタスなどの葉野菜など、モノによっては切り口から水分を吸い上げて「ピンッ」とハリを取り戻す野菜もあるんだよ。
だから、あくまで「余分な」水分が不要なんです。
そこでシャキシャキのサラダを作るには、こんな状態の野菜を目指しましょう。
野菜の水切りは2ステップ
野菜の水切りは、2ステップで行います。
- 【90%水切り】野菜の水気をふりおとす
- 【10%水切り】野菜の水気をふきとる
【90%水切り】野菜の水気を振り落とす
まずは、野菜の水気をざっと取ります。
水でジャブジャブと洗ったレタスには、水がべっとり。ボタボタと垂れますよね。
これをひとつひとつ、水気を取っていては時間がかかりすぎます。
そこで水気をざっと振り落とします。
【10%水切り】野菜の水気をふきとる
水気を振り落としただけでは、まだ野菜の表面に水気が残っていますよね。この水気を細かくふきとります。
こうやって分けるのが、手っ取り早いです。
こうなると、水切りの手法と使う道具が変わってきます。それぞれ、どんな方法があうのでしょうか?
野菜の水切り工程とキッチン用品
【90%水切り】野菜の水気を振り落とす
ざっと水気を切るには、おもに2つの方法があります。
- サラダスピナーを使う
- ボウルとザルを使う
① サラダスピナーを使う
まずは、サラダスピナーを使う方法です。
”サラダ”のスピナー(くるくる回転するもの)という名前のとおり、サラダの野菜を用意する水切りカゴを使います。野菜水切り器とも呼ばれます。
使い方は簡単です。ザルの部分に野菜を入れて、フタを装着。ハンドルをグルグルと回せば、同時にザルも回転して中の野菜についた水がふき飛びます。
② ボウルとザルを使う
続いては、ボウルとザルを使う方法です。
野菜をザルに入れて、ボウルを上にかぶせます。そのままフリフリと上下に動かすことで、ザルから水が落ちます。
サラダスピナーとは方法が違えど、ザルを使って水を切るという点では原始的なやり方です。
ただ、水切り専用ではないことから扱いはサラダスピナーに見劣りします。
料理にそえる野菜を水切りしたいなど、少量の水切りには手軽です。
それでも手持ちのボウルでできて、手軽な方法ですね。
【比較】①サラダスピナーと②ボウル&ザル
サラダスピナーとボウル・ザルを使った水切りでは、サラダスピナーが優勢です。
比較ポイント | ①サラダスピナー | ②ボウルとザル |
---|---|---|
水切れ性能 | ◎ 遠心力を活用し 水気を吹き飛ばす | △ 野菜やザルに 水気がたまりやすい |
扱いやすさ | ◎ ハンドルを回すだけ | △ ボウルとザルがハマらず こぼれることがある |
汎用性 | ○ 野菜の水洗いで使える | ◎ 料理全般で使える |
メンテナンス | ◎ カンタンな水洗いでOK | ◎ カンタンな水洗いでOK |
初期費用 | 500〜5,000円 (プラスチック製<ガラス製) | 500〜3,000円 (プラスチック製<ステンレス製) |
維持費用 | ◎ 0円 | ◎ 0円 |
こんな方にオススメ | 料理を頻繁にする方 効率重視の方 | 最低限のアイテムで そろえたい方 |
わざわざサラダスピナーを持ちたくないという意思がある方や、野菜を洗う機会が多くない方は、料理全般に使えるボウルとザルのみでいいかもしれません。
【10%水切り】野菜の水気をふきとる
スピナーやザルを使うことで、ざっと水気を取れました。
しかし、デコボコした野菜から水気を完全に取り去ることは難しいです。
そこで、細かく水気をふきとります。
- キッチンペーパーを使う
- クロス(布巾)を使う
③ キッチンペーパーを使う
まずは、キッチンペーパーを使う方法です。
水切りの場面だけではなく、油切りやお掃除の場面で使えることもあり、多くのキッチンで常備されているアイテムかと思います。ぐんぐん水分を吸収してくれます。
ただ、野菜の量に応じてペーパーは次から次へと必要に。使い捨てであるがゆえ、ゴミがどんどん出てしまいます。その点、カバーしてくれるのが次の方法です。
④ クロス(布巾)を使う
続いては、キッチンペーパーの代わりにクロス(布巾)を使う方法です。
ペーパーとは違って破れることがなく、扱いやすいアイテムです。ビショビショになるほど濡れてしまっても、しぼれば再び使えます。
ただ、使い捨てではないため、洗濯や煮沸などのメンテナンスが必要です。
【比較】③キッチンペーパーと④クロス
キッチンペーパーとクロスを使った水切りを比較するとこちら。
メンテナンス性や費用面で差が出ます。
比較ポイント | 3. キッチンペーパー | 4. クロス |
---|---|---|
水切れ性能 | ○ (常に新しいものを使えば) 水分を吸収できる | ○ だんだんと吸水性が落ちる |
扱いやすさ | ○ ボソボソと切れることも | ◎ 布製なので丈夫 |
汎用性 | ◎ 料理全般に使える | △ 専用となる可能性が高い |
メンテナンス | ◎ メンテ不要 | △ 布巾の煮沸など必要 |
初期費用 | 0円 | リネン素材で1,500〜2,000円 |
維持費用 | × 使い捨てのため買い足し必要 | ◎ 0円 |
こんな方にオススメ | 効率重視の方 | 布巾をメンテナンスする習慣がある方 |
野菜の水切り アイテムの選び方
アイテム2つを組み合わせる
ここまで紹介した4つのアイテムを、すべて使う必要はありません。
2つを組み合わせて使います。
① サラダスピナー or ② ボウルとザル
×
③ キッチンペーパー or ④ クロス
この組み合わせは、生活スタイルや性格によって変わってくると思います。
ヒントは、心地よさと効率のバランスです。
「心地よさ」×「効率」のバランス
私の場合、①サラダスピナー × ③キッチンペーパーを使っています。他の2択を選ばなかったのには、こんな経緯がありました。
あくまでも一例ですが、このあたりの感覚って人によってさまざまだと思います。
おおざっぱなのか、神経質なのか?料理の頻度はどの程度なのか?
サラダ生活を続けたいから、サラダスピナーを買ってみようかな〜。
自分にあう感覚で選ぶといいね。
【まとめ】水切りアイテムを活用してシャキシャキのおいしいサラダを食べよう
この記事では、野菜の水切り方法と使用アイテム4つを紹介しました。
- 2段階にわけて水切りを行う
- 90%の水気を切る
→ ① サラダスピナー or ② ボウルとザル - 残り10%の水気を取り去る
→ ③ キッチンペーパー or ④ クロス
- 90%の水気を切る
- 「心地よさ × 効率」を考えて、水切りアイテム2つを選ぶ
水切りアイテムを使うことで、おいしいサラダを手早く作ることができるようになります。プチストレスが解消されると、料理しやすくなりますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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