せっかく作った料理がおいしそうに見えないな……
こんな悩みにおこたえします。
ナビするのはサラダに夢中のkamai(@kamaivege)です。
会社員として働く中、週3回以上はサラダを作って食べており、SNSを通して発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りに関するハウツーやレシピを紹介しています!
いまでこそSNSを通じて作ったサラダ情報を発信していますが、サラダ生活が定着し始めた当時は「料理が得意!」とはいえない腕でした。ましてや盛り付け方はパッとしませんでした。
自分にはセンスがないんだよなぁ……。
そう思っている方も、肩を落とす必要はありません!料理の腕は、センスだけで決まらないからです。
この記事では料理の出来を大きく左右する「盛り付け」に着目し、盛り付けの腕前が上がる方法を解説します。
いつもの食卓が見違えるような、おいしい食事が作れるようになりますよ。
「盛り付け」で料理の良し悪しが決まる
グルメ・料理番組を見たとき「おいしそう……」と思わず目をうばわれた経験、ありませんか?
口にしていないのに、心を奪われるシーンって数えきれないですよね。盛り付けが美しい料理は、それだけで「おいしそう」と思わせる力があるんです。
盛り付けに欠かせない要素は3つ
料理の盛り付けって「(なんとなく)いいな」という感覚ですよね。自分なりに、言語化するのが難しいと感じていました。
観察するうちに、盛り付けが上手とされる人たちが身につけている要素は大きく3つあるんじゃないか?と気づきました。それは、理論・感覚・実践です。
理論
理論とは、普遍的な知識のことです。
「○○のときは△△に見える」などの人間の感覚や、しきたりにもとづいた伝統的なルールをおさえているんです。
感覚
感覚とは、作り手の感性のことです。
個性であり「センス」だとひと括りにされることが多いですね。
実践
そして、実践です。
学んだ知識をもとに、盛り付けしてみることですね。
ふむふむ……。
まとめると、料理上手さんは
- 基本的な知識(理論)をおさえて
- さまざまな盛り付けを参考にしながら(感覚)
- 自ら試している(実践)
のではないか?と逆算できたのです。
- 理論 = 人間の感覚や理論にもとづいた「○○のときはXXな盛り付け」といった法則をおさえている
- 感覚 = おしゃれな盛り付けを見て自分の感性を磨いている
- 実践 = 理論と感覚をもとに、たえず訓練している
バランスよく3つそろっていないと、どうなるのでしょうか?
- なんとなく盛り付けている
= 理論が抜けている。感覚は磨かれていない - おいしそうな料理をマネている人
= 理論が抜けており、レシピなしでは再現性がない
これは、盛り付け下手な人あるあるだと思います。
たいていは、理論が抜けているんですよね。語られることって少ないので、無理もありません。
レシピでさえ、盛り付けについてていねいに語られることってマレですからね。
盛り付けの腕を上げる方法
どうやって3つの要素を身につけるのか?かみ砕いていきます。
具体的には以下の3つです。
- 【理論】盛り付け理論をおさえる
- 【実践】シンプルなお皿に盛り付けて比較する
- 【感覚】おいしそうな料理で目を養う
【理論】盛り付け理論をおさえる
スキルアップ方法の1つ目は、盛り付け理論をおさえることです。
ハンバーグならこれ、パスタならこれ。作り方にレシピがあるように、盛り付け方も「型」があります。それらは料理のルーツや食文化によってできあがっています。
また、人間の感覚に響く配置や見せ方が存在します。これらをおさえるだけで、それなりの盛り付けができるようになります。
でも、理論って難しそう……。
難しく感じるかもしれませんが、身構える心配はいりません。さまざまな本で解説されているからです。プロが自然とやっていることを言語化してくれており、
参考になった本は、こちらにまとめました。
- 【解説】コツと技はプロに学ぶ!盛り付け料理本レビュー【センスに頼らない】
ただ、本との相性は見極めるといいですよ。
【実践】シンプルなお皿に盛り付けて比較する
スキルアップ方法の2つ目は、シンプルなお皿に盛り付けて比較することです。
理論をおさえたら、実践あるのみです!学んだテクニックを使って盛り付けてみましょう。最初はおいしそうな料理をそのままマネするつもりで、盛り付けます。
やってみるとわかるのが、おいしそうに見せるにはさまざまな要素を考えなくてはいけないことです。
- 色づかい
- お皿に対する料理の分量
- 形や高さ
- トッピングの乗せ方
理論をおさえたからといって、どんな料理もおいしそうに盛り付けられるなんてことないんですよね。粘り強く、練習していきましょう。
まずはおいしそうな料理をマネしてみるところからだね。
ポイントは、シンプルなお皿を使うことです。
同じ料理でもできあがりが微妙に変わってくる料理は、ひとつとして同じものはできません。それなのに土台となるお皿を変えていると、前回と比べてなにか良かったのか/改善すべきなのかがハッキリしにくいです。
お皿の中でもシンプルな形・色を使えば、料理そのもの(盛り付け)に集中できますよ。
また、写真におさめておくのもおすすめです。俯瞰して見られますし、あとで見比べると良し悪しがわかりやすいです。
【感覚】おいしそうな料理で目を養う
スキルアップ方法の3つ目は、おいしそうな料理を見て目を養うことです。
外食で提供されるごはんでもよし、料理系のSNSでもよし。日頃からふれるもので養われます。
引き出しを増やしておくことで「こんなふうに見せたらおいしそうかも」と自然に手が動くようになります。
【まとめ】知識・実践・感覚を身につけて盛り付けの腕を上げよう
この記事では、盛り付けの腕を上げる方法について紹介しました。
誰でも最初はうまく盛り付けられません。そして、すぐに身につくわけではありません。粘り強く続けることで、徐々に養われていきます。
まったく同じ盛り付けはない料理は、毎日が発見の連続です。楽しみながら腕を上げていってくださいね。
練習あるのみです!一緒にがんばりましょ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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