何を選ぶ?「素材」で決める食器の選び方【サラダの盛り付け】

当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
サラダ作りのコツ

サラダの盛り付けで使える器を知りたいけど、どうやって選んだらいいかわからないな。

こんなあなたの悩みに、おこたえします。

この記事の内容
  • 食器を構成する要素
  • 食器の素材
  • サラダ盛り付けの活かし方

ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。

kamai
kamai

会社員として働きつつ週3以上はサラダを作り、SNSで発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りのハウツーやレシピを紹介しています!

料理はレシピが味の決め手になるのはもちろんですが、見た目を左右する盛り付けも大事な要素です。

そのひとつである食器の選び方について、食器の素材に着目して紹介します。

コツをおさえれば、食器えらびに活かしたり、日ごろのチョイスに悩まなくなりますよ。

食器の構成要素

食器というと、構成する要素はいくつもあります。

器の構成要素

その中でも、食器の素材に着目してうつわ選びを考えます。

食器の素材と特徴

食器の素材ごとに、特徴や得意分野について見ていきます。

  1. 磁器
  2. 陶器
  3. ガラス
  4. プラスチック
  5. ステンレス

① 磁器

1つ目は、磁器です。

「石もの」である磁器は、薄く硬い質感があります。叩くとチンっと高く響きます。

ツヤが出る磁器は、スッキリ洗練された印象が出しやすいです。

生野菜が中心の、あざやかなサラダにあいます。

DANSKのビストロなど、北欧系の器は磁器が多いですね。

② 陶器

2つ目は、陶器です。

「土もの」といわれる陶器は、磁器に比べて厚みがありどっしりした質感があります。叩くとやや鈍い音がします。

陶器自体に風合いがあるため、シンプルなサラダにあいます。

③ ガラス

3つ目は、ガラス素材です。

他の素材と違って透き通っているのが主な特徴です。サイズが大きくても、透けているぶん軽やかな印象になります。

軽やかで涼しげになるため、夏場のシーンには活躍してくれます。

冬場は寒々しい印象を与えかねないので、メインよりは脇役に据えると食卓の一員になれますよ。

④ プラスチック

4つ目は、プラスチック素材です。

陶器やガラスと違って割れづらく、取り扱いやすいのが主な特徴です。安っぽいイメージを持たれがちですが、ものよっては他の素材に出せない質感を生み出せます。

カラフルだと子どもっぽい印象になってしまうため、モノトーンなど落ち着いた色を選ぶとチープさは和らぎますよ。

私もKINTOのALFRECOシリーズを1枚持っています。石のような模様がうっすら入っており、のっぺりしすぎず使い勝手がいいです。

⑤ ステンレス

5つ目は、ステンレス素材です。

プラスチック同様、丈夫で取り扱いやすいです。

韓国の冷麺やインドのカレーで使われるステンレスは、アジアン系のエスニックな雰囲気を出せるのが魅力のひとつです。

和食・洋食が中心の食事を盛り付けるにはちぐはぐになってしまうため、日常づかいには向かないかもしれません。アジアン系の料理を盛り付けるなど、特化型の素材です。

⑥ 木

6つ目は、木の素材です。

WE ARE THE FARM のアカシア皿

アカシア系のサラダボウルを選べば親しみやすさが、国産の上質なものを選べば上品さが演出できます。冷たいサラダはクールな印象になりがちですが、木の器なら温かみが出せます。

⑦ 石

7つ目は、石の素材です。

石の塊は加工してテーブルウェアとして仕上げられるため、荒っぽくワイルドに見えます。

平らに加工されていると、アーティスティックにもデザインできますね。

⑧ 紙

最後は、紙の素材です。

使い切りという意味では、日常づかいよりもパーティーシーンアウトドアで使うことが多いかと思います。

誕生日やクリスマスといった限定的なシーンを想定して作られているものも多いため、特徴的なデザインを楽しめます。一度かぎりで独特の色味やデザインにチャレンジできるのが魅力のひとつです。

食器えらびで気をつけたいこと

素材が与える印象を中心に特徴を見てきましたが、使い勝手の部分で注意したいポイントがあります。

  • 調理シーン(レンジの使用可否)
  • 片付けシーン(食洗機の使用可否)

調理シーン(レンジの使用可否)

盛り付けた料理を再調理するかどうかです。よくあるのは、温め直しなどでレンジを使う場合です。

レンジはマイクロ波を当てて熱を発生させるという仕組み上、素材によっては食器が変形破損したり発火することがあります。

レンジを使う場合は、耐性があるか必ずチェックしましょう。

片付けシーン(食洗機の使用可否)

食べ終えた食器の片付けシーンです。

表面がデコボコしたり入り組んでいるものは、ドレッシングなどの油分が入り込んでヌルヌルが落としにくいことがあります。

装飾があるなど繊細なものは、洗うのに気をつかいます

洗浄を機械が行う食洗機を使う場合は、耐性があるか必ずチェックしましょう。

素材別の器片付け早見表

器の素材ごとにレンジ・食洗機利用についてまとめます。食洗機はお持ちでなくても「取り扱いに神経質にならなくていいか」という観点でご覧ください。

あくまで一般的な特徴としてまとめていますので、詳しくは商品説明を確認してくださいね。

器の素材レンジ洗浄補足
磁器表面に装飾があると、洗う際にはがれる可能性あり
陶器表面に装飾があると、洗う際にはがれる可能性あり
ガラス耐熱性はレンジOK
繊細なものや装飾があると傷つく恐れあり
プラスチック耐熱性はレンジOK
ステンレス×
×漆器など、全般的にNG
油分がしみこみやすい
×
××使い捨て利用

家族構成や性格、生活スタイルによって検討してくださいね。

【番外】野菜の器

野菜を使う

ひとひねりするアイデアとして、野菜の一部を器として使う方法があります。

アボカドは皮がしっかりしており器になります
  • くりぬける野菜(アボカド・トマト)
  • 葉野菜(レタス)

野菜の器をのせる器が必要ではあります。(笑)見た目のインパクトが出るため、パーティーシーンや気の利いた一皿として使えますよ。

アボカドの器に盛ったサラダ

【まとめ】演出したい雰囲気にあわせて食器の素材を決めよう

この記事では、素材をもとにした食器えらびについて紹介しました。

この記事の内容
  • 器の主な素材は8種類
    磁器・陶器・ガラス・プラスチック・ステンレス・木・石・紙
  • 演出したい料理のイメージにあわせて器の素材をチョイスしよう

日ごろのうつわ選びや、購入に活かしてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

他の観点で器選びを知りたい方へ

冒頭で触れた器の構成要素ごとに、器の選び方について紹介しています。

器の構成要素
  • どちらを選ぶ?「高さ」で決める食器の選び方【料理の盛り付け】
  • 白は1色じゃない!?「色合い」で決める食器の選び方【サラダの盛り付け】

他にも盛り付け方を知りたい方へ

やってはいけない盛り付け方をおさえると、それなりに様になります。

  • おいしさ変わる?やってはいけないサラダの盛り付け方と対策【センスじゃなくてコツ】

【参考】盛り付けの本

こちらの本を参考にしながら、おもにサラダの盛り付けについて考察しました。

ほかにも、盛り付けを学べる本はこちらにまとめています。

  • 【解説】コツと技はプロに学ぶ!盛り付け料理本レビュー【センスに頼らない】

コメント