食用油ってさまざまなものがあるけど、なにを選んだらいいんだろう?
こんなあなたの悩みに、おこたえします。
ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。
会社員として働きつつ週3以上はサラダを作り、SNSで発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りのハウツーやレシピを紹介しています!
調味料とならんで調理に欠かせないアイテムが、食用油。
さまざまなものがあって、迷いませんか?
この記事では、サラダ好きが普段づかいしている愛用の食用油を紹介します。
お気に入りが見けて使い分けられると、料理のレパートリーが増えますよ。
【結論】普段づかいの食用油は3つ
米油・オリーブオイル・胡麻油
私が常備している食用油は、この3つです。
- こめ油(米油)
- オリーブオイル
- ごま油(胡麻油)
食用油3つに絞った理由
食用油といえば、さまざまなものが存在します。
- 菜種油(サラダ油)
- べに花油
- オリーブオイル
- 大豆油
- ごま油
- アマニ油
- こめ油
- グレープシードオイル
- マカダミアナッツオイル
- パーム油
同じ油でもたくさんの種類があるよね!
これらを3つに絞る理由があります。
- 3つあればあらゆる料理をカバーできる
- 3つの消費が限度
3つあればあらゆる料理をカバーできる
3つもあれば、あらゆる料理をカバーできるからです。
食用油の使い方について考えてみましょう。
油をそのまま食べることはありません。必ずなにかの料理に加えて調理され、コクを生み出します。
口当たりの違いとしては、風味の強さです。
油の風味の強さ | 例 |
---|---|
強い〜豊か | オリーブオイル ごま油 |
弱い〜控えめ | こめ油 |
風味が豊かな油は、それ自体がソースのような役割を果たして料理を引き立てることが多いです。料理の仕上げに登場して、香りづけを担います。オリーブオイルやごま油にあたります。
ただ、主張が強いのはいいことばかりではありません。繊細な料理や、旨みを押し出したい場合はジャマになってしまうことがあります。
そんなとき使えるのが、風味が控えめの油なんです。これが、こめ油にあたります。
なるほど、じゃあオリーブオイルとごま油はどちらかでもいいんじゃない?
うん、それもOK!料理に慣れないうちは、こめ油とオリーブオイルの2つだけ使っていました。
あなたの食卓はどんなジャンルの料理がよく並びますか?
たとえば、我が家ならこの3タイプが多いです。
- 和食
- イタリアン
- 中華
風味が豊かな油は、特定ジャンルの料理と相性がいいことから、風味が豊かなものは2つ、控えめなものは1つ持っておくといいかと思ってます。
3つの消費が限度
もうひとつの理由は、3つくらいが使える限度に感じるからです。
種類をたくさん持つ分にはいいんじゃないかな?
これには「酸化」が影響しています。
油は、開封したら酸化がどんどん進んで傷んでいきます。
いくつも開封した食用油を、一人暮らしさんが使いこなすのは難しいです。
普段づかいしやすい食用油3つ
こめ油(米油)
1つ目は、こめ油です。
油なのにクセや独特の香りがないため、あらゆる料理に使えます。素材を活かす和食系に使うといいでしょう。
炒め・揚げ油に使うものといえば、サラダ油があります。サラダ油は菜種から取れるのが一般的です。
こめ油は米ぬかからとられます。サラダ油(菜種油)に比べて酸化しにくく、ニオイの発生もおさえられる特徴があります。
(ボーソー油脂「米油は酸化に強くお料理の美味しさも長持ち!」より)
こめ油はサラダ油よりさっぱりしていると感じてはいたけど、実験で証明されているんだね。
ドレッシングとしてオイルをそのまま使うことの多いわたしは、クセのあるサラダ油に抵抗がありました。しかし、こめ油に出会ってからは「油にもこんな使いやすいものがあるんだ!」と驚いたものです。
さらりとあっさりした油なので、どんな料理にもあいます。とりわけ、旨みや出汁をきかせた和食には使いやすいですよ。
オリーブオイル
2つ目は、オリーブオイルです。
こちらは独特の香りがしますね。本場イタリアではソースともとらえられているそうで、生野菜のサラダには欠かせません。
イタリアンにも欠かせない存在です。オリーブオイルにニンニクを入れて香りを立たせるのはパスタ、ラタトゥイユなどあらゆる料理で出てきます。
ごま油(胡麻油)
3つ目は、ごま油です。
風味のあるオイルですね。中華系の炒めものはもちろん、ただかけて和えてもおいしい存在。
かけておけば、なんでもおいしくなる魔法の油です。
焙煎したものとしていないものの2タイプがあり、焙煎しているものは色が濃い。
料理を邪魔しないという意味では、焙煎していないタイプが合います。私は強い風味が好きなので、焙煎したゴマ油をよく使ってます。
簡単な見分け方は色です。
- 色が濃い = 焙煎しているタイプ
- 色が薄い = 焙煎していないタイプ
中華料理には欠かせないですね。ギョウザや炒め物の仕上げに、さっと鍋肌に回しかけて香りづけすると食欲がかき立てられます。
食用油の使用例
料理シーンを紹介します。
- サラダ用のドレッシングとして
- 炒め油として
- 調味料として
サラダ用のドレッシングとして
ドレッシングに食用油は欠かせません。
基本的な組み合わせはこの3つ。
油(オイル)
+
お酢(ビネガー)
+
塩(ソルト)
調味料と混ぜれば完成です。
基本となるドレッシングの作り方 はこちらにまとめました。
炒め油として
炒め油として使う方法です。
油 | 料理例 |
---|---|
こめ油 | なんでもOK |
オリーブオイル | パスタ ラタトゥイユ |
ごま油 | きんぴら |
調味料として
食用油を調味料(ソース)のように扱う場合もあります。
油+調味料の組み合わせ | 料理例 |
---|---|
オリーブオイル+塩 | バゲット |
ごま油+塩 | レバ刺し サムギョプサル |
風味の豊かなオリーブオイルやごま油の使いどころですね。シンプルな使い方なので、上質なものを選ぶと料理が引き立ちます。
ああ、お腹すいてきた……。
レバ刺しで一杯いきたいね。笑
試した食用油
わたしがこれまで試してきた油を紹介します。
こめ油
米油|ボーソー
ボーソーの米油です。
油なのにさらりとして、臭みがないところを気に入っています。
ボーソー油脂は、米ぬかの活用を得意とする企業さん。米ぬかから米油を抽出すると副産物が生まれますが、それらを利活用して石けんや化粧品も作っているそうです。
オリーブオイル
オリーブオイル|BOSCO
オリーブオイルは種類が無限で迷うんですが、BOSCOのエキストラバージンオリーブオイル(緑瓶)で落ち着きました。
アルドイノ エキストラヴァージンオリーブオイル
こちらは使ったことはないのですが、憧れのオリーブオイル。
プロや料理好きの動画を見ていると必ず出てくるので、とても気になっているものです。
ごま油
3〜4種類をローテーションしてます。
そのまま使うことが多い油なので、風味を楽しむべくさまざまなものを試しています。
金印純正ごま油|かどや
かどやの金印純正ごま油です。
ごま油といえばコレ、というほど有名ですね。
ごま油を楽しんでくれ!と言わんばかりの香り。なじみがあって、香りをかぐと落ち着きます。
ヤマシチ純正胡麻油|九鬼
九鬼(くき)の純正胡麻油です。
ごま油なのにまろやかな香り。味はもちろんなんですが、何本も使っていたのには
いでたちが色っぽくない……?
という理由。油って移し替えたりしないじゃないですか。瓶のシルエットやパッケージの雰囲気が好き!っていうのも買う決め手だと思います。笑
太香胡麻油|マルホン
マルホンの太香胡麻油です。
紹介した中では、焙煎の香りはひかえめでまろやかです。
料理人の要望で生まれたという商品なんですって。
すっきりしているせいか、日ごろの料理で使いやすかったです。
3つの食用油を選ぶコツ
いろいろあって、選びきれないな〜。
というあなたのために、私が気をつけている選び方のコツを紹介します。
- 数か月で使い切れる量
- たっぷり使えるコストバランス
数か月で使い切れる量
空気に触れると酸化が進みます。食用油ってリットル売りの大容量が多く売られていますが、消費量がそこそこだと使い切るのに時間がかかってしまいます。
たとえ割安だとしても、一人暮らしさんなら数か月で使い切れる量がいいですよ。400〜600gほどの小瓶が使いやすいです。
たっぷり使えるコストバランス
油ってケチると、料理の出来がグンと落ちます。
油脂が入っていると、脳が「おいしい」と感じるんですって。
ラーメンとか、おいしいものってたいてい油脂と糖質がたっぷり入っているよね。
使いすぎは肥満につながってしまいますが、ケチケチ使っては料理の仕上がりがモノ足りないものになってしまいます。
使用ペースを考慮しつつ、適量を使えるものを選びましょう。背伸びせずに、お財布と相談して買うって感じですね。
欠かせないものだから、うまく付き合いたいですね。
まとめ
この記事では、サラダ好きが普段づかいしている愛用の食用油を紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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