ナムルってどんな食べ物なんだろう?
こんな疑問におこたえします!
ナビするのはサラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。
会社員として働く中、週3回以上はサラダを作って食べており、SNSを通して発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りに関するハウツーやレシピを紹介しています!
世界のサラダを探るシリーズ・韓国編をお送りします。今回は、韓国代表格のサラダ「ナムル」です。
身近なおかずですが、本場韓国の事情に踏み入れてみると意外な事実が明らかに…!?
それではいってみましょう!
ナムルとは
韓国のサラダ・ナムル「나물」
ナムルとは、韓国で食べられる野菜の和え物のことです。ハングルの「나물」をそのまま読んだ音が日本語として定着しています。
日本でも目にする機会はあります。スーパーのお惣菜、焼肉店の前菜など。料理をする方なら、作り置きとしてレシピを目にした方は多いかもしれません。定番メニューとして、知名度の高さが伺えます。
ナムルの食材はなんでもあり
ナムルは生や茹でた野菜の和え物であることから、使う食材を選びません。
一般的なものだと、こんなものがあります。
- 豆もやしのナムル(콩 나물|コンナムル)
- ほうれん草のナムル(시금치 나물|シグムチナムル)
- 大根のナムル(생 나물|センナムル)
- ぜんまいのナムル(고비 나물|コビナムル)
ナムルの作り方
ナムルの作り方はざっと2ステップです。生または茹でた野菜・山菜を、ごま油などの調味料で和えて作ります。
- 野菜の下ごしらえ(カットや茹で)
- ごま油・調味料で和える
シンプルな調理工程や、冷蔵で日持ちするという特性から、作り置きのお惣菜として多くのレシピが存在します。
ナムルの食べ方
数々のナムルを小分けに盛りつければできあがり!作りたてでもおいしいナムルは、すぐに食べられるのも魅力のひとつです。
どれから食べようかな〜。まずは好きなほうれん草からいただきます。(モグモグ)
数あるナムルの中から、つまんで食べるのっていいですよね。お酒もすすみます。しかし!実はコレ、まちがった食べ方なんです。
え!?
というか、ナムルに食べ方なんてあるの??
そうなんです、実は食べ方にも特徴があります。先日、韓国料理屋さんに行ったときにそこのお母さん(オンマ)から「混ぜてね〜」と声をかけられたのが知るきっかけでした。いわゆる韓国本場の食べ方というのは「混ぜて食べる」が現地流の食べ方なんだとか。
えー!!
生まれてこのかた、知らなかった…。
実はビビンバで実践している
そうはいっても、石焼ビビンバってどうやって食べていますか?ごはんの上に、お肉、3〜4種類のナムルがのっていて、コチュジャンを加えたらよくかき混ぜて食べますよね。すると、全体がなじんでおいしいわけです。そう、ナムルをよく混ぜて食べているんです。
サラダは複雑味を楽しむもの
様々なサラダを見てきたkamaiからすると、ナムルを混ぜて食べるのはごく自然なことに思えました。
サラダって食材や作り方はさまざまだけど、いくつか入った食材の組み合わせを楽しむ点は共通してます。
「複雑さ」を楽しむといった点では、混ぜるのは万国共通なのかもしれないね。
韓国料理屋さんに行くと、お通しとして数々のナムルが出てきたり、普段は見かけない食材で作られたナムルに出会えます。
ナムルを混ぜて組み合わせを楽しむ。なんて、食べ方にも注目してみると、さらなる発見があるかもしれませんよ。
【まとめ】「ナムル」はいくつも混ぜて味わう和え物だった
この記事では、韓国のサラダ「ナムル」を紹介しました。
ナムルを「混ぜる」論、私の身の回りでは、混ぜる食べ方をした人はゼロです。個別に食べるのが日本では定着していると思われます。
お店で出されたナムルを、みんなの前で当然のように混ぜ出すと周りがビックリするかもしれません。お断りを入れて召し上がってくださいね。(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
【関連】世界のサラダを知りたい方へ
ナムル以外にも世界のさまざまなサラダに興味がある方は、こちらもどうぞ。韓国であれば、ナムルを含めて5種類紹介されています。
- 掲載サラダは300超!8割は知らない「世界のサラダ図鑑」【世界旅行へ】
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