今日の出会いはこちらのケール。
茎が長く、葉っぱの部分が小ぶりなケールです。葉っぱがフリルで華やかなカーリーケールや、肉厚なコラードケールでもなく、小松菜などの他の野菜に紛れそうな”ふつうっぽさ”はどことなく親近感を抱かせる出で立ちです。
なにかと青果売り場ではケールを気にしている私ですが、あまりお目にかかることはありませんでした。気になる品種ははっきりとわかりませんでした。パッケージには「JA越谷市 JA全農さいたま」という取り扱いの記載のみだったんですよね。(情報求む!です!)
今回は満を持してのサラダで生食してみることに。というのも、以前も同じ商品を手にしたことはあったのですが、その際は炒めていただいたんです。(確か、葉っぱがしおれてしまったから炒めたの記憶です)
試しにひとくち味見してみたところ…
「!」
げっ、青い…!
こちらのケール、かなりクセがございます。(不安満点)炒めたのは結果オーライだったのでは…?
でも、パッケージ裏のレシピで「ケールサラダ」が紹介されているんです。これは挑んでみるしかありません。サラダにチャレンジです。
野菜オンリーだと大変なことになりそうだったので、お肉やたまごの力を借りてみる作戦です。
食材たち
食材:ケール・トマト(アイコ)・ゆでたまご・生ハム・カッテージチーズ
調味料:オリーブオイル・バルサミコ酢・ハーブミックス・塩
作ってみます
食材を準備する
- ケール:ザク切り
- 生ハム:細めにカット
- ゆでたまご:1/4にカット
- トマト:小さめのひとくちサイズにカット
盛りつける
- ケールをこんもり
- 生ハムをはらり
- ゆでたまごをぽんぽん
- トマトをぱらり
- カッテージチーズをぽろぽろ
仕上げ
- オリーブオイルをたらり
- バルサミコ酢をちょろり
- ハーブミックスをパラパラ
- 塩をパラパラ
いただきます
味見した青いケールが脳裏に焼きついていたため、おそるおそるひとくち運んでいました。
お、なんとかいけるかも。反動のせいか、なんならおいしく感じます…。失敗は成功のスパイスでしょうか。
細長い形のアイコトマト。トマトの酸味はどこへやら?ってくらい酸っぱさを感じさせず、野菜のあまみであふれていました。酸味要素はいろいろあれど、カッテージチーズ、甘みが特徴のバルサミコ酢。この辺といいタッグを組んでくれます。
組み合わせって大切ですね。今回は間違ってもこのケールを主役にしてはならないと思いました。炒めたら生きるだろうけれど、このサラダでは一歩下がるくらいがちょうどいい。なんでも”いい加減”でありたいものです。
やや半熟のゆでたまご、バルサミコ酢でいただくと固ゆでとは印象が変わりますね。生ハムと相まって、おつまみな感じでした。生ハムは少量しか加えていないのに、このサラダをまとめてくれるといいますか、ムードをしっかり作ってくれました。このコク、旨味はケールと好相性です。
ごちそうさまでした。ケールに惑わされて、終始ハラハラした一皿でした。(笑)
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