ブロッコリーの茎って硬くてイマイチだよな。捨てるのも気がひけるし、なにか有効活用できないかな?
こんなあなたの悩みに、おこたえします。
ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。
会社員として働きつつ週3以上はサラダを作り、SNSで発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りのハウツーやレシピを紹介しています!
モコモコした蕾(つぼみ)が特徴的なブロッコリー。冬が旬のブロッコリーは冷え込むほど、どっしりと立派になります。
つぼみは食べるとして、茎(芯)ってどうしていますか?
食べられるにもかかわらず、捨ててしまっている方もいると聞きます。
硬くて敬遠されるかもしれませんが、捨てるなんてもったいない!手軽に活かせる食べ方のひとつがサラダです。
なにより、ブロッコリーの茎はそのまま食べられるんですよ。
この記事では、生で食べることを前提にしたブロッコリーの茎の扱い方を紹介します。活用すれば、食事のレパートリーが増えますよ。
やっかい者!?ブロッコリーの茎(芯)
皮が筋張っていて、硬いブロッコリーの茎。つぼみの部分をメインに食べるブロッコリーでは、なかなか陽の目を浴びません。
品種改良された「茎ブロッコリー」
細長い茎を売りにしたブロッコリーもあるくらいです。
「茎ブロッコリー」はブロッコリー・カイランをかけあわせた野菜。スティックブロッコリーとも呼びます。
カイランは日本だとほとんど見かけませんが、中国や東南アジアでは一般的なお野菜とのこと。私はタイ料理屋さんで見かけたことがあります。
ブロッコリーの茎(芯)の調理方法
炒める・蒸す・茹でる
ブロッコリーの調理方法として、火入れをするのがメジャーだと思います。(「ホットサラダ」なんて言われます)
- つぼみ部分と同じように蒸す、茹でる
- 茎だけ、炒める(きんぴらなど)
こちらは、ニンニクとアンチョビで炒めたホットサラダ。
ブロッコリーの芯を細切りにして、炒めたきんぴら。
これはこれでおいしいんですが、火入れをするってひと手間かかりますよね。
そのまま食べられたらいいのになぁ……。
と思って、試しにそのまま食べてみると
あれ、意外といける?
そうなんです、そのまま食べられるんです。
そのまま(カットだけ)
そのままだからこそ得られるメリットが2つあります。
1つは、加熱調理をしないためお手軽なこと。
「硬くないの?」という疑問はごもっともです。厚みや繊維質が気になる茎ですが、カットを工夫するだけで格段に食べやすくなります。
もう1つは、生ならではの食感が楽しめること。
蒸したり炒めたりしたブロッコリーとも違う、弾ける食感です。ポリポリって口の中で響きます。他の野菜ではなかなか生み出せない歯ごたえなのです。
ブロッコリーの茎(芯) カットの仕方
調理の手順と共に、そのまま食べるコツを2つ紹介します。
- 皮の掃除
- 茎のカット
皮の掃除
ブロッコリーの皮はやや厚みと硬さがあり、繊維がしっかり走っています。そこで皮をむいて、芯の部分だけ残します。
皮をそぎ落とす作業は、お肉の掃除をする感覚に似ています。おいしくない脂身をこそいでいくように、ブロッコリーの皮部分を取り除きます。
ゴツゴツした表面を取り除けば、やわらかい茎の中心部が残ります。
ブロッコリー自体が小ぶりだったり、つぼみの部分に近づくほど皮は薄くなります。太い茎の部分は皮をごっそりむきましたが、小ぶりなパーツであれば皮を残してOKです。
茎のカット
ここまでくれば、あとは食べられるサイズにカットするだけです。うす切り、さらに細切りにすればできあがり。
ポイントは繊維を断ち切ることです。茎が伸びる縦方向に繊維が走っており、刻むようにうす切りします。
茎の中心部は皮と比べて繊維がほとんど気にならないけど、念のため包丁を入れてるよ。
カットに気をつけるだけで、口当たりが全然ちがうのね。
ブロッコリーの茎(芯) 特徴
歯ごたえは「ポリポリ」食感
うす切りにすれば、お漬物みたいに食べられます。その食感は「ポリポリ」。お口がさみしい時にはもってこいです。
こちらはうす切りにして、塩・オリーブオイルで調味したもの。
つぼみの部分ほど、ブロッコリーは主張しません。あじわいよりも食感が目立ちます。
ブロッコリーの茎(芯) そのままの食べ方
ブロッコリーの茎を使ったサラダ
料理として食べるなら、サラダとしてほかの野菜と混ぜるのがオススメの食べ方です。
なぜかといえば、食感にバリエーションが出せるためです。
サラダって、いろんな野菜を入れても「シャキシャキ」ばかり。食感が単調になりがちなんですよね。レタスやかいわれ大根など、みずみずしい野菜は多いものです。
ここで違った食感の野菜の出番!それが「ポリポリ」系の野菜・ブロッコリーなんです。食感の幅が広がると、単調なサラダがひとたび複雑に。あじわい深くなりますよ。
こちらは、ブロッコリーの茎を使ったサラダの一例です。
ポリポリ……。なんだろう、食べたことない野菜かと思ったらコレがブロッコリーなんだね。
そうそう、知らないと気づかないよね。ブロッコリーの茎は秘めた可能性があると思うよ!
【まとめ】ブロッコリーの茎(芯)で一味違うサラダにしよう
この記事では、捨てがちなブロッコリーの茎の処理方法とサラダへの活用例をご紹介しました。
つぼみ部分にはない、隠れた脇役です。ぜひ使ってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
【関連】サラダ野菜で食感を楽しみたいなら
ブロッコリー以外にもさまざまな食感のサラダ野菜があります。わたしのお気に入りを中心に、こちらにまとめました。
- シャキシャキぽりぽり!歯ざわり豊かなサラダ野菜【食感の宝庫】
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