サラダに使えそうなトッピング、いろいろ買いすぎちゃったな。使いかけのものがたくさん……。
そんなあなたの悩みに、おこたえします。
ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。
会社員として働きつつ週3以上はサラダを作り、SNSで発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りのハウツーやレシピを紹介しています!
サラダづくりでさまざまな食材を試す中、誰でも簡単にサラダをワンランクアップできる!そう思えたアイテムが、トッピングでした。
世には趣向を凝らした食材が出回っており、あれこれ試している方も多いと思います。それゆえ、
手持ちが増えるばかりで、使いこなせない……。
なんてことありませんか?
この記事では、使いこなせるトッピングを手持ちから厳選するコツと、万能なおすすめトッピングを紹介します。
自分だけのお気に入りトッピングを使えると、食事の満足度を上げつつ、在庫管理の煩わしさが軽くなりますよ。
サラダトッピングの役割
手持ちのトッピングを厳選する前に、そもそも「トッピングの役割」について考えてみます。
トッピングは、サラダにアクセントをつけるもの。なんてことないサラダでも、ひとクセ効いたものに生まれ変わります。
おもに、3つの側面があります。
- 食感をプラス
- 色味をプラス
- 風味をプラス
食感をプラス
サラダトッピングの役割1つ目は、食感をプラスすることです。
野菜サラダの場合、こんな食感があります。
生野菜を扱うだけに、食感はかたよりがちです。
そこで、トッピングでほかの食感を加えます。
歯ごたえも楽しめるクリスピー系の食感や、ほろりと口の中でほぐれる食感。
野菜では表現できない食感をプラスすると、あじわいは豊かになります。
食感に変化を与えるには、「シャキシャキ」にあえてカリカリしたものを入れ込むといった技は有効なんです。
食感に変化がないと、単調でつまんないもんね。
不均一にすることを、食品業界では「ヘテロ」っていうんだって。食感も追求されてるんだね。
色味をプラス
サラダトッピングの役割2つ目は、色味をプラスすることです。
生野菜の場合、4色に分類されるものが多いです。
これだけでも、鮮やかではあります。しかし野菜にはない色味を足せば、さらに幅を広げられます。
風味をプラス
サラダトッピングの役割3つ目は、風味をプラスすることです。
生野菜で出せないあじわいをプラスしてくれます。複雑さが出て、味に奥行きが出せるんですね。
そうとなれば、いろんなトッピングを使いたいな!
ここからは、トッピングを選ぶポイントについて整理していきましょう。
スタメンのサラダトッピングを選ぶポイント
好きなもの選べばよくない?
うん、そうなんだけど、捨てがちなのがトッピング食材なんだよね。
サラダトッピングといえば、サラダに華を添えるような脇役の存在です。のせる料理を選んだり、食べきるには難しいものも含まれます。
それゆえ、登場の機会が多いトッピングを選ぶことをおすすめしたいです。
ポイントとしては、使い道をサラダに限定しないこと。こんな切り口で考えると、選びやすいです。
- サラダトッピング以外に使い道があるか?
- 使い切れるか?
- 日持ちするか?
サラダ以外に使い道があるか?
1つ目のポイントは、サラダ以外に使い道があるかどうかです。
おもにこんな基準で判断しています。
- 単品で食べるか
- さまざまな料理で使えるか
単品で食べられるならOK。そもそも、食材1つで楽しめれば、サラダを食べずとも登場シーンがありますよね。トッピングは塩味や旨味が強いものが目立つため、おやつ・おつまみとして成り立つのです。
さまざまな料理で使えるかという観点もあります。単品で食べられなくとも、さまざまな料理で使えれば用途は広がります。
たとえば、王道トッピングのクルトンと人気のフライドオニオンですが、料理の使い道でいうと限定的です。
トッピング | 単品で食べるか | 他料理で使えるか |
---|---|---|
クルトン | × | △:スープ |
フライドオニオン | × | × |
もちろん、他に使い道がないとはいいません。ただ、日ごろから食べる自らの姿がパッと思い浮かぶでしょうか?
絞り出さないと考えつかないようなものは、どうしても棚の肥やしになりがちです。1軍に入れるのはオススメしません。
好きでたまらない!という方は、もちろん召し上がってくださいね。
使い切れるか?
2つ目のポイントは、一度に使い切れるかどうかです。
1回分の使い切りパックなら、開封してそのまま使えばおしまい。鮮度を気にしなくて済みます。
お買い得な大容量パックはお手頃かもしれません。しかし、特にひとり暮らしの方は使い切るのが難しいです。使い切れずに捨ててしまうのなら、もったいないですよね。
日持ちするか?
3つ目のポイントは、日持ちするかどうかです。
この手のトッピングは、未開封であれば数か月〜1年持つものもあります。期限にシビアにならなくていいのです。
ストックしたものを使いたいときに使える手軽さは、サラダ作りのあと押しになりますよ。
こうなると、どんなものを選んだらいいかわかんないな……。
迷っちゃうよね。ここからは、わたしが愛用しているトッピングを紹介するよ。
オススメのサラダトッピング 3選
取り入れやすいオススメのサラダトッピングは、こちらの3つです。
- ナッツ
- オリーブ
- ペコリーノ・ロマーノ(ハード系チーズ)
ナッツ
おすすめトッピング1つ目は、ナッツです。
いちばんの魅力は、カリカリッとした食感です。生野菜や他の食材では、まず生み出せないんですよね。
また、香ばしい風味が出せます。ナッツそのままより、くだくことでその風味は広がります。
ナッツといっても、さまざまな種類があります。
- アーモンド
- くるみ
- カシューナッツ
お好みのナッツがあれば、なにか1つ選んでよし。ミックスされているタイプは、複雑な風味になりますよ。
相性がいいのは、ベビーリーフなどの食感がやわらかいサラダです。ナッツのカリッとした食感がコントラストを生みます。
ナッツは、サラダで使わなくても、おやつ・おつまみとして食べられます。乾物なので、小分けのパック売りでも、ジッパー付きの大袋でも、保存状態をさほど気にしなくていいのもうれしいです。
オリーブ
おすすめトッピング2つ目は、オリーブです。
苦味が特徴ですが、一般に塩漬けされており塩味要素もあります。
グリーンとブラックの2色がありますが、マイルドなのはブラック。サラダにないカラーをプラスできる、やや不気味な存在ですが、間違いなくアクセントになります。
こちらもちょっとしたおつまみに最適です。
ただし、種ありのタイプは切り出さなければいけず、実がボロボロしがちです。もとから種ぬきのもの、さらには輪切りされたものは便利です。見た目も遊びが出ますよ。
ペコリーノ・ロマーノ(ハード系チーズ)
最後は、ペコリーノ・ロマーノです。
長期熟成されたハード系のチーズで、羊のミルクからできています。
滑らかに削れるグレーターでチーズをすりすり。すると、広がる豊かな香り……。白雪が降ったような見た目は、洗練された雰囲気になります。
ひとたび、高級店のような一皿ができあがります!
チーズ自体に塩気があるため、サラダの味付けは塩ひかえめでOK。旨みもプラスされるので、野菜サラダにはもってこいです。
サラダに合うチーズ については、こちらにまとめました。
【比較】王道とオススメのサラダトッピング3つ
先にあげた王道トッピング(クルトン・フライドオニオン)と、オススメのトッピングを比較してみます。
3つのトッピングは、使いみちが幅広いことがわかります。
トッピング | 単品で食べるか | 他料理で使えるか |
---|---|---|
クルトン | × | △:スープ |
フライドオニオン | × | × |
ナッツ | ○:おやつ、おつまみ | ○:ヨーグルト、炒め物 |
オリーブ | ○:おつまみ | ○:パスタ |
ペコリーノ・ロマーノ | ○:おつまみ ※塩気に注意 | ○:パスタ、前菜 |
盲点!使いにくいサラダトッピング
雑穀系・豆類
意外と使いにくいのが、雑穀系や豆類のトッピングです。
お箸でつまみにくいものは、サラダでもつまみづらい。食べにくいのですよね。
もし召し上がるなら、ごまドレッシングなどの粘度のあるドレッシングと一緒に食べるといいですよ。
雑穀がドレッシングにからむので、ソースの一部として食べる感じです。
万能なサラダトッピング
なんでも使えるトッピングってない?
こんな方には、ミックスされたトッピングがおすすめです。
PATFUTTE フライドオニオン&ナッツ|ピエトロ
わたしがよく使っているのは、ピエトロのPATFUTTE(パットフッテ)からフライドオニオン&ナッツです。
フライドオニオンとナッツを中心に調味料が混ぜられている、サラダ用のトッピングです。
- フライドオニオン
- ひまわりの種
- かぼちゃの種
- アーモンド
- 松の実
これらの食材にうま味調味料が混ぜられているので、シンプルなサラダでも一気にあじわい深くなります。
レタスメインのグリーンサラダに合います。野菜だけだとサッパリしすぎますが、トッピングがコクをプラスしてくれます。
フライドオニオン単品だと使いにくかったのですが、こちらは食感や風味に奥行きが出るので「万能トッピング」として使ってます。
【まとめ】お気に入りのトッピングを見つけてサラダをおいしくしよう
この記事では、サラダのトッピングについて紹介しました。
いつものサラダをワンランクアップさせて、おいしいサラダを作ってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
関連記事
サラダの食感
サラダ食材を工夫することで、歯ざわり(食感)をよくできます。
食感を意識したサラダづくり について、こちらにまとめました。
コメント