サラダがパッとしないなぁ。どうしたらうまく盛り付けられるんだろう?
こんなお悩みにおこたえして、抜け感を意識したおしゃれな盛り付け方を紹介します。
ナビするのはサラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。
会社員として働く中、週3回以上はサラダを作って食べており、SNSを通して発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りに関するハウツーやレシピを紹介しています!
おいしさを左右するのが、料理の盛り付けです。食材をそのままのせることの多いサラダは、料理の中でも特に盛り付けが大切です。レシピでは材料や調味料の指定はあっても、盛り付けについては触れられていないことが多く、正解がわからないことも。そこで、今回は抜け感を意識したおしゃれな盛り付け方について紹介します。
コツをおさえるだけで、すぐにおしゃれなサラダが作れるようになりますよ。
それではいってみましょう!
抜け感とは?
抜け感とは、ファッション・スタイリングでよく使われる言葉です。ファッションコーディネート的に言うと、適度に着崩したときに生まれるリラックス感や雰囲気を指します。
シャツなら第一ボタンまでしめずに1〜2個はずしてみるなど、きっちりした形をやや崩すことでナチュラルな雰囲気をかもし出せますよね。
具体的には、こんな手段があります。
- 肌を見せる(ロールアップ)
- アイテムの素材を活かす
- 動きを出す(身体のラインを出しすぎず、立体的に着る)
抜け感で狙うのはちょうどいいライン
抜け感を生み出す上で大切なのが、抜き加減です。というのも、適度を通り越して「やりすぎ」の域にいくと途端にダサくなってしまうからです。また、だらしなく見えます。
ファッションの場合、いきすぎた肌見せや、舞台に出るのか!?というほどのメイクやヘアスタイルですね。とある場所では正解でも、日常生活に持ってくると「やりすぎ」になってしまいます。
抜け感を意識した盛り付け
それでは、抜け感をサラダの盛り付けに活かすにはどうしたらいいでしょうか?
サラダの盛り付けで抜け感を生むには、3つポイントがあります。
- 適量を盛り付ける
- ハリのある野菜を使う
- トッピングで動きを出す
適量を盛り付ける
1つ目のポイントは、適量を盛り付けることです。
というのも、量は印象を決めます。お皿からあふれんばかりに盛り付けてしまうと「食堂の大盛り」といった庶民的な雰囲気になってしまいます。
そこで、皿の7割を目安に盛り付けます。サラダを盛り付けても、お皿のヘリは顔を出すくらいです。
ハリのある野菜を使う
2つ目のポイントは、ハリのある野菜を使うことです。
ここでは立体感を出すのが狙いです。野菜の収穫から時間が経つほど、水分がぬけてへたってしまいます。そのままもりつければ、ぺしゃんこになって元気のないサラダに。
理想は収穫から間もないハリのある野菜を使います。ただ、流通される野菜はとれたてを使えることは稀かもしれません。そこで、野菜を養生することをおすすめします。
野菜の養生とは、野菜から抜けた水分を元に戻してあげることです。たっぷりと水をはったボウルに、レタスなどの葉野菜を10〜15分ほど浸しておきます。すると、へたっていた野菜も水分を取り戻すことでハリが出て、立体感を作ることができます。盛り付けるときには、空気を含ませて高さを出すように盛り付けます。
野菜の養生については、「レタスを水に浸す」という観点でこちらの記事でも紹介しています。
- グリーンサラダの作り方
トッピングで動きを出す
3つ目のポイントは、トッピングで動きを出すことです。
2つ目のポイント「ハリのある野菜を使う」でも触れたとおり、サラダには動きを取り入れることで抜け感が出ます。ここでは、トッピングというアイテムを使って動きを出します。
ナッツやチーズといった細かいトッピングは、狙った位置に盛り付けるということが難しいです。それがランダムに盛り付けることにつながり、動きを出した盛り付けが可能になります。
使えるトッピングについては、こちらで紹介しています。
- サラダを格上げするトッピングの選び方
盛り付けに使えるアイテム
基本的には自分自身の手があれば盛り付けができますが、持っていると便利な調理器具を紹介します。
すりおろし器(グレーター)
すりおろし器です。グレーターやシュレッダーとも言われます。
動きを出せるトッピングの中でもおすすめの1つが、ハード系チーズです。パルミジャーノレッジャーノなど、細かくすりおろすグレーターを使うと散らすことができて動きがでます。
スティックタイプのおろし器は使いやすさもいいですよ。マイクロプレインのグレーターはカラーバリエーションもあって人気のシリーズです。
まとめ
この記事では、抜け感を意識した盛り付けについて紹介しました。
盛り付けは味わいには直接的な影響を与えないかもしれません。でも、ひと手間をプラスするだけで、気分が上がるおいしそうなサラダを作ることができます。日々の食卓に取り入れて、抜け感・こなれ感のある一皿を楽しんでみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
【関連】盛り付けをおさえたいなら
抜け感を意識した盛り付け以外にも、盛り付けのポイント・やりがちな盛り付けの失敗と対策を紹介しています。
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