材料集めが簡単なサラダレシピってないかな。野菜1つで作れたら、ラクでいいんだけど。
こんなお悩みにお応えできる、キャロットラペを紹介します。
ナビするのはサラダに夢中のkamaiです。会社員として働く中、週3回以上はサラダを作って食べており、SNSを通して発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りに関するハウツーやレシピを紹介しています。
ビストロでは付け合わせに、作り置きできるお惣菜サラダとしてレパートリーにも組み入れやすいのがキャロットラペです。見栄えするのに自宅で作りやすいため、度々作ってきたレシピなど紹介します。
レシピといってもシンプルで覚えやすいので、すぐに取り入れることができますよ。
それではいってみましょう!
キャロットラペとは
キャロットラペとは、フランスで定番のにんじんサラダです。”ラペ”とはフランス語のrâpéesを指し、すりおろすという意味です。
すりおろすという手段によらず、細切り状のにんじんサラダ全般を指していますね。
万能なのにおしゃれなお惣菜サラダ
外食をすると、たびたび見かけるのがキャロットラペです。ワンプレートランチに添えられて、ディナーのちょっとした前菜として。
重宝される理由として、メリットがたくさんあるからだと思われます。思いつくだけでもこんなにあるんです。
- オレンジ=食卓を華やかにする彩り要素
- シャキシャキ=食感のバリエーションを加える前菜として使える
- 酸味が効いて口がさっぱりする
- 作り置きしやすい
さぞ手の込んだサラダなのでは…と思われるかもしれませんが、自宅でも取り入れやすく常備菜として活躍の場が広いです。常備菜のラインナップとして見かけたこともありますよ。
自宅ではどのように作るか?レシピを見ていきましょう。
【レシピ】キャロットラペの作り方
材料(2〜3人分)
白ワインビネガーがなければ米酢、はちみつがなければ砂糖で代用OKです。
スライサーはさまざまなタイプがありますが、今回は左下のスライサーを使いました。
作る流れ
工程は4ステップ。メインの作業はにんじんの下ごしらえ、調味料を混ぜてできるマリネ液の準備です。
作ってみます
にんじんの下ごしらえ
- にんじんを細切りします。
今回は「スライス→細切り」の2段階で作ります。早速のポイントは、スライサーを使うことです。
細切りというと、包丁でカットもできますが、かたいにんじんの細切りって万人が同じようにできるものではありません。厚みを均一に作れるという点では、人間の手も道具にはかないません。
ここで、厚みにばらつきがあったり、太めになってしまうと、見た目や味にムラのあるキャロットラペになってしまいます。
皮はむいていません。汚れが気になる方はお好みでむいてくださいね。(薄切りにするので、皮のゴワっとした口当たりはあまり影響しないです)
最後の細切りですら自信がないなぁ…。すりおろしちゃダメ?
包丁でカットが幅広になっても、最初にスライサーを使うことで一定の薄さは担保できますよ。もちろんすりおろしてもかまいません。(細切りの食感が好きなのでこの方法をお伝えしています)
- 塩もみをします。
にんじんの余分な水分を抜くのが目的です。
塩もみの目安は材料に対して1%の塩分です。にんじん1本(150g程度)にであれば、塩1.5g(小さじ1/2)が目安になります。
水を適量入れて、塩気を全体に行き渡らせます。
ならして、そのまま10分放置です。
マリネ液作り
- マリネ液を作ります。
のちほどマリネ液でにんじんを和えるので、大きなボウルに調味料を溶いていきます。
にんじんとマリネ液を和える
- 水をしぼったにんじんをマリネ液に和えます。
塩もみをして、にんじんから水分が出ています。そのまま絞るとしょっぱくて塩分調整が難しいため、ざっと水洗いするのが調理しやすいですよ。
手でぎゅっと絞ったら、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。水気を切るところは念入りにやると、味がぼやけず(薄まらず)に仕上がります。
にんじんにマリネ液を行き渡らせるイメージで、全体を混ぜます。
調味する
- 塩、黒こしょうで味を整えます。
ピンとこないなら、塩分が足りていません。ただ、塩を入れないレシピもあるくらいなので、少量入れることをおすすめします。ひとつまみずつ塩を足して、味を見てくださいね。
盛りつける
- こんもりと盛り付けます。
めしあがれ!
いただきます!
塩もみとマリネでややくたっとしたにんじんですが、ほどよく食感が残っています。シャクシャクと、クセになる食感です。次へと食べ進めちゃいます。
砂糖ではなくはちみつをチョイスするのも、くどくならないポイントでしょうか。酸味と甘味がブレンドした味わいは、食べ疲れもありません。
オイリーになってしまうパスタや、インパクトのある肉料理にあわせたいサラダです。
キャロットラペのアレンジ
にんじんのみのシンプルなレシピを紹介しましたが、アレンジも効きます。アレンジ案は4つです。
- カッテージチーズをふりかける
- ナッツを混ぜる
- レーズンを混ぜる
- クミンを加える
カッテージチーズをふりかける
できあがったキャロットラペに、カッテージチーズをふりかけます。すっきりした生のチーズなので、やさしいさわやかさをプラスしてくれます。
ポイントは混ぜこまずに、最後のトッピングとしてふりかけることです。フレッシュタイプのチーズのため、混ぜ込むと水分が出てきてグチャグチャになってしまいます。仕上げとして雪を降らすように軽く散らすことで、回避できます。
カッテージチーズの明るい白が加わることで、にんじんの赤が映えますね。黒こしょうをガリガリすれば、おしゃれな一品に早変わりです。
チーズの扱いについてはこちらをどうぞ。
- サラダにプラスしたいチーズ3種の特徴と使い方
ナッツを混ぜる
マリネする段階で、ナッツを入れて混ぜます。ナッツの香ばしい風味、カリッと弾ける食感がプラス。キャロットラペが生き生きしますよ。
レーズンを混ぜる
マリネする際に、レーズンを入れて混ぜます。レーズンの凝縮された甘味がプラスされるため、すっきりしたワインなどのお酒と相性がよくなります。レーズンは定番の具材だからか、たびたび見かけますね。
クミンを加える
調味として、スパイスのクミンを加えます。少量でもエキゾチックな雰囲気が爆発します。
わたしはクミン臭が苦手なので身をもってオススメはできないのですが、外食では何度か見かけたアレンジです。特に個人店のこだわり惣菜として見かける印象です。ハマる方にはハマるのかも…?
【まとめ】作りやすいキャロットラペを活用しよう
この記事では、キャロットラペとその作り方について紹介しました。
にんじん1つでできるお手軽サラダです。ぜひ取り入れてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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