フリルが特徴のカーリーケール。
他のケールに比べると葉っぱのハリは控えめですが、そのまま口に運ぶとゴワゴワします。青みも強いため、これが原因で
生で食べるのはちょっと……。
となっていませんか?
そんなあなたにオススメなのが、オイルと塩でもみ込む方法です。
この記事では、ケールの下ごしらえ(塩もみ)、ケールと手持ちの野菜を使ったサラダレシピを紹介します。
ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。
会社員として働く中、週3回以上はサラダを作って食べており、SNSを通して発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りに関するハウツーやレシピを紹介しています!
コツをおさえると、ケールサラダの出来映えがワンランクアップしますよ。
ケールの塩もみ
ケールを塩もみすると、2ついいことがあります。
- 苦味が和らいで食べやすい
- カサが減って食べやすい
苦味が和らいで食べやすい
1つは、苦味が和らいで食べやすくなることです。
そのままだとケール独特の青みがダイレクトに感じられますが、人によっては強すぎると思うんですよね。
それが、オイルと塩で揉み込むことで和らぐ感覚です。結果的に、強い苦味が和らぐ感じです。
カサが減って食べやすい
もう1つは、カサが減って食べやすくなることです。
ゴワゴワしているケールも、揉み込むと繊維がほぐれるせいかカサが減ります。
そのまま使うと、量を盛りつけられなくて
あれ、もうなくなってる?
ということになったり、必要以上にドレッシングを使ってしまったり。案外いいことがありません。
細かくカットする手もあるものの、葉先のフリルがボロボロになってしまうんですよね。カーリーケールなら、このフリルを生かしたいところです。
たっぷり食べたいなら、揉み込むのがベストです!
さっそく、作っていきましょう!
【レシピ】ケールときゅうりのサラダ
カーリーケールを中心に、手に入りやすい野菜を使って作ってみます。
用意するもの
作り方【所要時間20分】
作り方は、5ステップです。
- 食材をカットする
- ドレッシングを作る
- ケールを揉み込む
- 食材を和える
- 盛りつける
食材をカットする
- カーリーケール:葉と茎を分ける。葉はざく切り、茎はななめ切り。
- ミニトマト:小さめのひとくちサイズにカット
- 紫たまねぎ:うす切り
- きゅうり:スライサーでうす切り
ドレッシングを作る
- オリーブオイル、粒マスタード、バルサミコ酢を混ぜる
目安は
- オリーブオイル(3)
- マスタード(2)
- バルサミコ酢(1)
ケールを揉み込む
- ケールの葉をボウルにイン
- ボウルのひと回り小さい円を描くようにオリーブオイルをぐるり。塩をパラパラ
- ケールがしんなりするまで、手で揉み込む
食材を和える
- 残りの食材すべてを入れて、和える
- ドレッシングをかけて混ぜる
- 味見をして、主に塩気を調節する
盛りつける
- 2段階に分けて盛りつけます。まず、ケールの葉をこんもり
- 残りの具材をこんもり
【めしあがれ!】ケールときゅうりのサラダ できあがり
いただきます!
紫玉ねぎやきゅうりがしなっとした感じ、焼肉で出てくるチョレギサラダを思い出します。マスタードなので洋の仕上がりなんですけどね。
カラフルでつやめいてる、重なりが美しいです。
あんなに大きかったカーリーケール、もみ込むと圧縮されてかわいい量です。ひと手間でグッと食べやすくなっています。そのままのケールって何度も噛みしめるから、アゴ疲れるんですよね……!笑
紫玉ねぎがシャリシャリ。
カーリーケールは味がしっかりと乗っているけれど、塩が浸透・オイルでコーティングされているせいか青みと苦みがやわらいでいます。
塩もみなどぜずそのままのきゅうり、みずみずしくってケールとあわせるのがいいんです。お互いを引き立てあう存在っていいですよね。
さわやかな野菜のラインナップですが、マスタードを加えることで味も見た目も華やぎます。メインでもぐもぐと食べられるサラダです。
ごちそうさまでした。
ケールのサラダ アレンジ例
組み合わせ次第で雰囲気が変わる
ケールの塩もみを覚えておくと、アレンジがききます。
たとえば、こちらもケールときゅうりのサラダです。
これは、あと入れの野菜に
- きゅうり
- 紫玉ねぎ
- かいわれ大根
を使ったもの。
マスタードは入れずに、カッテージチーズを散らしています。さっぱり仕上げです。
トマトがいないだけで、雰囲気がガラリと変わりますよね。
つまり、何を入れてもOKなんですよ。
冷蔵庫にある野菜を使って、さまざまな組み合わせを楽しんでます。
ケールの下ごしらえ 注意点
作り置きするならケールだけ作っておく
塩もみしたケールは、作り置きしておいてもOKです。
その代わり、他の食材は食べる直前に和えましょう。
特に水分量の多い野菜(トマトやきゅうり)を混ぜた状態で時間を置くと、ベチャッとしたおいしくないサラダになってしまいます。
作り置きする場合は「ケールを塩でもみ込む」だけにしましょう。ケールからどばどば水分が流れ出しません。オイルが浸透して濃い緑色になりますが、仕上がりに大差ありませんよ。
まとめ
この記事では、ケールの下ごしらえ(塩もみ)、ケールと手持ちの野菜を使ったサラダレシピを紹介しました。
私は、ケールの塩もみを知ってからケールのサラダがより一層好きになりました。
ごちそうがわりになってます。笑
お店のような仕上がりになりますので、自宅のサラダをワンランクアップさせてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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